これは、私が「You are Complete」という本をKindleに出せなかった理由に気づいた話です。
📘 この記事はこんな人に届くはず
・売ることが怖い
・作品や言葉を出すたび、誰かの反応が気になって止まる
・本気でやりたいのに「売れなかったらどうしよう」がよぎる
・自分の価値=結果で決まると思ってしまう
「売る」ことに、なぜこんなにも鎖をつけていたのか?
『You are Complete』という本を、私は去年完成させた。
そして、ずっと「Kindleに出したい」と思っていた。
でも、出せなかった。
そう、「出さなかった」のではなく、
「出せなかった」。
何度も書き直し、レイアウトを整え、原稿も整っていた。
だけど、最後の「公開する」ボタンが、どうしても押せなかった。
表向きには「Kindle用にデザインを調整しなきゃ」とか
「レイアウトが崩れそうで心配」とか、
「誰でもいいから読んでほしい本じゃない」とか
いろんな“もっともらしい理由”を並べていたけど、
本当は、違った。
💔 愛があるのに「売れない」のはなぜ?
世の中には、正直「そこまで魂こもってる?」って思うようなものが売れていて、
一方で、想いを込めて、大切に育てたものが、なぜか届かないことがある。
それって一体、なんなんだろう?
ある時、私はそれを
**「売ること自体に、自分で鎖をつけていた」**
からだと気づいた。
その鎖とは何か。
それは——
「出したあとに、“試験”が始まる気がしていた」から。
🧠 「出す=試験」の魔術
本を出す=試験を受ける
ことみたいだった。
売れたら、合格。
売れなかったら、不合格。
まるで、自分の価値そのものがジャッジされるような気がして、
心が勝手に防御モードに入ってしまっていた。
私がKindleに出せなかったのは
**「誰でも手に入れる場に出す=試験会場に立つこと」**
だったからだ。
🎭 作品=私の魂そのもの、だったからこそ
これは単なる商品じゃなくて、
自分の深いところをさらけ出したようなようなものだった。
「好きじゃない」と思われたら?
「何この本」って笑われたら?
「お金払う価値ない」って言われたら?
それが、自分の存在を否定されたように感じてしまうのが、怖かった。
だから私は、 人にも“試験”を受けてもらおうとした。
LINEでキーワードを送ってもらう
⇨ 本を読んでもらう
⇨ その上で、セッションを申し込んでもらう
という導線にしていた。
その理由は、
「本気度を確かめたい」
からだった。
でも本当は…
自分が“試験を受ける”のが怖かったから、
「逆に相手に試験を課して、私の作品に合う人だけに届けたい」
と思っていたのかもしれない。
でも──
📖 本当に出したかった場所は、どこだったんだろう?
私はきっと、
試験会場じゃなくて、“舞台”に立ちたかった。
震えたものを、ただ差し出したかった。
誰かにジャッジされるためじゃなく、
「これが私です」って、届けたかったんだ。
✨ この気づきの続きを綴った本
この記事で書いた「試験の魔術」について、
その構造や仕組み、そしてどうやって抜けていったのか。
その答えは、これから届ける本、
**『Feel Complete』**の中に詰め込んでいます。(現在執筆中)
すべて、自分自身の実録・実体験から生まれたものだからこそ、
「まだ体感してないけど、〇〇らしいよ」というエネルギーとはまったく違う、
全身が震えるほどリアルな、本当の“魔術返し”の書。
ブログでは語りきれなかったその“魔術返し”の全貌を、
本の中でお渡しするので、気になった方はそちらもぜひ🌕
