前回の続き。
最近旅行に行ったので旅行の例で。
私は日本に行きたい。子供達はハワイに行きたいとする。
自己中なのは「私は日本に行きたいんだ!ハワイなんて遠いし行かなくてもいいでしょ?絶対日本!」と相手の意見を無視して自分の意見を押し通すこと。
自己優先は「私は日本に行きたいけど2人はハワイに行きたいんだね。ハワイで何がしたいの?私は日本でOOがしたいんだよね」と話し合う姿勢になる。自分の意見も言いつつ相手の意見も尊重する。実はこの際に覚えておきたいのが、人ってそこから何か得たいものがあるからそれをしたいと思うわけでその場所でなくてもいい場合がめっちゃ多いんだけどね笑
自分1人の時になんでもやってできてる時には自己優先って言わない。他人という自分ではない人物が現れて初めて自己「優先」になるのだ。
自己犠牲をここに入れるとまず日本に行きたいことを言わずに「子供達はハワイに行きたいんだね。じゃあハワイに行こう。それで子供達が幸せなら私はいいんです。」と他人の意見をまず尊重しちゃう。
もう一つめっちゃわかりやすい例。
兄弟で遊んでいる時に1つしかないおもちゃで2人とも遊びたい場合。小さい子供がいる場合、自己優先の方になるケースは滅多にないんだけどね!笑
自己中なのは「これは自分が先に見て遊びたいと思ったから自分が遊ぶんだ!君はそっちのおもちゃがあるからそれで遊べばいいんじゃないか!僕が先!」と相手も遊びたいのに自分の欲求を優先すること。相手がそれによってどう思おうかはお構いなし。
自己優先とは「僕もそのおもちゃで遊びたいんだよ。君も遊びたいんだよね。1つしかないからどうしようか。じゃんけんして勝った方が先に遊ぶのはどう?」と。話し合うのだ。意見を聞いてみる。それで相手に先におもちゃをあげたっていい。自分が先に遊んでもいい。要はお互い納得したらいいんだ。たまには自分が我慢することがある時だってある。
でも、それが自己犠牲と違う点は
まず自分がやりたくないことはしていない。そして、
自分の欲求を伝えている点。
自分はこうしたいって自分の意見を尊重して相手に伝えられているか。そしてその上で、自分が納得しているかどうか、で決まる。自己犠牲の場合は必ず自分は納得していないはず。納得するも何も自分が押さえつけてるからね!
だから、自己中と自己犠牲のカップルってよく見ない?それはそれでバランス取ってるからなんだよね。あとは子供とお母さんにも見られることが多いと思う。
もっと分かりやすく言うと・・・続く。