前回の続き。不安いっぱい。不平・不満いっぱいの長男だけど、どんどん安心できるように変わってきた。私がしたことはこれら。
今回は私が息子と接する時に私が変えたこと。
1)息子の全部を認める。
前回に書いた自分を認めることができるようになると、相手を認めやすくなるんだけど、
息子が言うこと、思ったことをまず「そうなんだね」と一旦は認める。
そして、息子自体を認める。怖がりなところ。不満が出てしまうところ。すぐ泣くところ。
それ自体は悪くない。正直で感情通りの表現ができてるんだから良いじゃないか。
それをしている息子がダメだっていうレッテルを外す。それも全部ひっくるめての息子なんだ。
これができるのは前回の自分のところでも書いたんだけど、「自分に余裕がない」とまず無理。
2)甘えさせる。
私は次女なので長男・長女の小さい頃のあるあるを経験していない。
ママを独り占めしていたのに急にライバルが現れる。構って欲しい年齢の時に下の子が赤ちゃんの場合が多いので、ママやパパがそっちにかかりっきりになって寂しい思いをする。大きくなれば、お兄ちゃん・お姉ちゃんだからしっかりしなさい、と言われる etc…
私の長男は↑を経験した子。しかも2歳半の時に弟が産まれて、さらに私がシングルマザーだったためにさらに寂しい思いをしたに違いない。
同じように接しているつもりではあったのだが、長男からは「Kの方ばっかりずるい。」という言葉がたくさん出ていた。
お兄ちゃんだからしっかりしなさい、と言ったことはないけれど、そう思ったんだなって気づいた。
そして、仲良くしているまゆみさんからの言葉でハッとした。
「上の子は思いっきり甘えさせて下の子はしっかりさせた方が上手く行く。」と。
確かに次男Kは年長さんにも関わらず、かなりしっかりしている。自分の意見もしっかりある。
自分の人参やきゅうり(好きなんです笑)は自分で皮をむいて自分の子供の包丁で切る。私の毎朝のコーヒーは彼が作る。 私が年長の時はこんなにしっかりしていただろうか。笑
まゆみさんに言われてからは、かなり甘えさせるようにした。
3)怖いを否定しない。
1と大体一緒なんだけど、長男Aに関しては「怖い」が大半を占めているようだった。
暗いのが怖い。トイレが怖い。1人が怖い。
前は怖いと言うたびに勇気づけるために「何もいないよ。怖くない。1人でやりなさい。」と突き放したりもしたんだけど、全然怖いがなくなることはなかった。
まず認める、をやってみてから「どうやったら行けるようになるかな?」って聞いたら「じゃあ僕Cocoを連れていく」と行けるようになってきた。そして1人で行けるようにもなってきたのだ。
4)褒めることを増やす。
私は自分に厳しい。今は結構「自分褒め」や「自分を認める」を練習するようになってかなり厳しいのは減ってきたのだが、自分に厳しいと子供にも厳しくなる。ちゃんと育って欲しいって思うから愛情の裏返しでもあるんだけど、実はこれは子供の自尊心を奪う。まだまだ!って思ってしまう。
最近はいつ褒めただろうと考えたが、思いつかなかった(やばい!)注意ばかりしていたのだ。
それ以来少しの事でも褒めるようにした。ここで勘違いして欲しくないのは、変わって欲しいから褒めると言うコントロールの意図を持って褒める事ではない。(その意図伝わるしね。)
本当に褒めたいことが出てくるのだ。
5)これ見て!って言われたら「ちゃんと」見る時間を増やす。
子供にこれ見て見て〜って言われた時に適当にあしらってないか?私は色々忙しいのに〜って思いながらチラ見とかしながら接していた。
見て見て!って毎回言われても全部時間をとってみることはやってないんだけど、見ると決めた時にちゃんと見ることにした。回数を増やして、その時間を楽しむことにしたのだ。
大きくなったら、見て見て!よりも隠すことが増えるんだから今色々見せてくれたらいいよね!笑
以上が、私が息子にしたこと。私が思うにまず「私が私にしたこと」がかなり影響してると思っている。まずは自分からっていうけど、本当にそう。自分が変わらずに他人を変えようとするのはコントロールだからね!