感情を感じるって本当に大事。良いと言われる感情だけじゃないよ。
昔の私は引き寄せを変に勘違いしてた時期があって、怒りとか悲しみがあったのにそれに似た出来事が来ちゃうからってその感情を無いものにして「嬉しい・楽しい」の感情に無理やり変えてた時がある。それしてると心がどんどんしんどくなってなんか逆にしんどかった。途中からは私何してるんだろ、となんか心にポッカリ穴が空いたような変な感覚にもなったりした。
インサイドアウト(日本だとインサイド・ヘッド)の映画見たことある人なら分かると思うんだけど、感情を一つのキャラクターにしてみてあげたらわかりやすい。
悲しい感情要らないってジョイ(喜び)の方ばっかりに焦点当ててたら、悲しい子は拗ねちゃう。そしてそれを続けてると自己否定につながる気がしてる。
この感情をコントロールできない自分ダメって否定になっちゃう。感情はコントロールするものじゃなくて感じるもの。
そして感じたら、感じるのを許したら驚くほどにその感情はスーッと引いていく。そしてスッキリする。
やってみるとわかりやすい。自分でわかりにくかったら子供がいる人は子供の感情をただ認めてあげたらいい。そしたらどうなるか見てみる。
怒ってたら、怒ってるんだね、って。
泣いてたら悲しいんだね、って。
ただこれ、自分に余裕がある時しか絶対無理。
よくありがちで、わたしもいっぱいいっぱいの時にやりがちなのが、
怒ってないで気分を変えなさい、と言ってしまったり、泣いてたら泣き止ませようとしたり。
それはよくエイブラハムが他人の在り方で自分の機嫌を取ろうとしてる、と言ってたけどそれだよね。あなたの機嫌が悪いと私の機嫌も悪くなるからそれどうにかして!って。
でも機嫌の悪い人の隣でいい気分を保つとかめっちゃ難しすぎるし、大人だったら違う部屋に行けるけど子供だとついてくる!怒りながら怒鳴りながら1人でいたくないからついてくる!
腹立つー!1人で機嫌悪いんだから巻き込みに来るなー!って思う。そしてこんなんで気分よくいるの無理じゃん!ってなる。だから、子供の感情の前に自分の感情を整えるのが先。
飛行機でも緊急着陸とかの時にママやパパが「先に」マスクして整えてから子供のマスクやってあげましょうって言ってるように、まず自分が整ってないと他人は誰も助けれない。
なので、自分の感情を先に認めてあげた方が早いし子供も早く感情を切り替えれるようになる。
子供ってママやパパの感情に敏感だから、ママが落ち着いてると子供も落ち着きやすくなる。
上の場合だと、泣いてる子供がいて腹立つよね!早く泣きやめよって思うよね!って自分の怒りを認めてあげる。この時に、私の子だしそんな事思っちゃダメとか自分の思いを否定しない事。私は怒ってるんだから、それでいい。
隣のおじさんが同じ事してたらどう思うか、で自分の感情を俯瞰しやすいよ。子供だと、小さいし自分の子だし、でフィルターつけて見ちゃうから。少なくとも私はそう見ちゃう。
隣のおじさんだったら、うるさいなーあのおやじ!わめいてないで自分の家の中でやってよ、とか思うでしょ?うるさいなーと思ってる自分を認める。自分の感情のなんも否定しない。
そうすると変わってくる事がある。
つづく。