最近「悟った」人の本をよく読んでいた。
そこに共通するのが、「神や宇宙に自分の体を使ってもらって世界に貢献する」
そして
「それが自分の最高の幸せ」でもある、と。
これは
「自己超越の欲求」
になる。
「現実創造したい!」「自分の夢を叶えたい!」と読み始めたものの神に仕える夢を持つべきなのだろうか、でも自分の夢を叶えたい〜と訴える自分に気づく。
私たちは「その感情」を味わいたい。
前にブログのどこかで書いたと思うけど、私たちが手に入れたいものは物質ではなく、
その物質を手に入れた時に味わえるであろう感情
が欲しくてその物質が欲しい、と言っている。
さらに言うと、
この世は波動の世界なので
同じ波動のものが引き寄せられる。
だからエイブラハムは、
手に入れたい物質(家でもお金でも恋人でも)によって何の感情が欲しいのかを知るのが大事
と言っている。
その感情を味わっておくと同じ感情のものが引き寄せられて結局は自分が欲しかったものが知らない間に来てたっていうパラドックスな世界。
だからといってその物質を欲しがるのを諦めて感情だけにフォーカスしなさい、って言っているわけではない。
マズローの欲求5段階 (今は6段階)
マズローの欲求とは、人間の欲求が5段階で構成されていることを表したアブラハム・マズローの唱えた説。(今は6段階)
人間の欲求を5つの階層に分かれており、下位の階層の欲求が満たされると、次の段階の欲求が顕在化するという特徴がある。レベルアップしていくゲームみたいだね!

上の図でも分かるように、まずは
1)生理的欲求
人間が最低限生きていく上で本能的な欲求。食欲、排泄、睡眠、呼吸、性欲など。
2)安全の欲求
安全、安定の中で生きたいという欲望。心身共に健康、かつ経済的にも安定した環境で、安心して暮らしたいという思い。恐怖からの解放。
経済的な安定。家が欲しいとかはここ。
3)社会的欲求
ここは愛や所属欲求。
家族や友人・恋人、または社会(学校や会社)との繋がりを求める。
「帰属欲求」とも言われて、どこかに所属していたい、という思い。
4)承認欲求
自他共に認められたい!という欲求のこと。
第3段階で所属した会社で満たされたから次はちょっと上のポジションに昇進したい!とかね。
低位と高位の承認欲求があり、
低位の承認欲求は
他者からの評価(他人に認めらたい・褒められたい)
高位の承認欲求は
自己評価(自分に自信が持ちたい・自分を高く評価したい)
テストでいい点取ってお母さんに褒めてもらおうの場合は低位の承認欲求。
5)自己実現の欲求
自分が満足できる自分になりたいという欲求のことで
自分らしくありのままに生きていきたい、自分の能力や才能を最大限に発揮したいという思い。
独立したい、田舎暮らしをしたい、モデルになりたい、自分の専門分野で成功したい、 理想の家庭を築きたいなど。
ここの段階にくるためには
第1階層から第4階層までの欲求を満たしたうえでないと実現できない!
そしてマズローが晩年に付け足したと言う
6)自己超越欲求
読んで分かる通り、自分の枠組み・エゴを超えて、他者や社会、世界に貢献したいという欲求のこと。
世界平和とか寄付活動によって困っている人を助けるとか。
自己の幸せより他人の幸せに貢献したいと思う欲求で
マズローによれば、自己超越段階に到達できるのは全人類の2%程度らしい。
それもそのはず。第1階層から第5階層までの欲求を満たしたうえで、だから!
だから好きなだけ欲しいものを求めたらいい。
エイブラハムは私たち人間は物質世界にいるんだから物質を欲しがるのは普通のことだ、と言う。
そうやってどんどん上の段階に上がっていくからだ。
自分の欲求をまず満たしてから「世界平和」だの「世界の貧困をなくす」だの他人に貢献できることをやり始めたらいい。
コップに溢れた水だけを他人に与える。
好きなものは遠慮せずに好きなだけ欲しいと言い、手に入れたらいい。
上の欲求に行けば行くほど、「無いから欲しい」の状態から「全部あるけどさらに手に入ったらすごく嬉しい」のスタンスに変わっていくはずだから。
現実創造のコツが分かって自分の夢をたくさん叶えた後に自然に悟りが来るから大丈夫。

