内観するって言うとその「課題」について「掘る」と思っている人が多いと思うけど実は全然違う。
私の経験上、過去を掘っても何も出てこない。
勿論過去に起こった出来事で自分の「制限」やら「思い込み」って出来ている。
でも、見つけるものってそう思ってしまった経緯じゃなくてそれが「真実」じゃなくてただの「思い込み」だったねって気づくこと。
気づけは取れる。
人を変え品を変えやってくる
自分が気づくべき思い込みは気づくまでパターン化して今やってくる。
そのパターンに気づくために過去を見ることは必須だけど、掘らなくても分かる。
なんか似たような人・事が起こるなあって自分で気づけるから。
でも、これは自分に集中している場合。他人がどうだとか芸能人がどうとか流行りがどうとか、外ばっか見ていて自分以外に忙しくては自分に集中する暇がないから気づけない。
パターンを見つける。
見るべき心の動き。
ん?って思ったこと。なんか気になること。誰かの言動で自分が反応すること。
心がネガティブでもポジティブでもいいから動いた時に一度止まって「何に」心が動いたか見てみると自分が分かる。
昨日は買い物に行ったんだけど、内観しているし自分に素直に生きているので直感も鋭くなっていているからか、これ好きがポンポンと瞬時に出てくるようになった。
面白いことに靴屋では「どんな感じの靴がお好きですか?」と店員さんに言われてこんな感じの靴が好きといくつか指差した後に、私が手にした3足と店員さんが私の雰囲気と好みから持ってきてくれた靴が一致(笑)。
外から見られる自分(扱われる自分)と自分が見せたいと思っている自分とが一致していくのが「本当の自分を生きている」ということ。
自分が周りから思ったように扱われてない時は、自分が自分の扱い方を間違えている。
お母さんが珍しくデパートで青いハンカチを選んでいたので聞いてみると
「占いで今年は私のラッキーカラーが青だから。」という理由。
青が特に好きでもないのに「ラッキーカラーだから」という理由で買うのに驚いた。
自分が好きでもないのに人に言われたラッキーカラーを持つ意味がわからない。自分がテンションが上がるものが一番なのに。そんなことをしていては自分という人間が分かるはずがない。
お母さんは「特に青が好きではないけど、いいらしいから買って身につけてみる」という自分を分かっているのか分かっていないのかよくわからない言動で買っていた。良いらしいって(笑)。
外の情報は遮断してまず自分が好きかどうか、全部自分基準で1日過ごしてみたら絶対変わり始める。
周りに起こる出来事と自分が反応する心で分かるから。