シリーズ|Space Whispererノート
空間が語りかけてくる時がある。
見えないのに、たしかにそこに“何か”があると感じる瞬間。
私はそのささやきを「Space Whisperer(空間のささやき手/空間師)」と名づけました。
このシリーズでは、
今ここを震わせる空間をつくるプロセスや、
その中で生まれた気づきや変化を綴っていきます。
整えるということが、
どれほど深く、優しく、人生を支えてくれるのか。
写真の美しさではなく、言葉の静けさで届けるシリーズです。(これも空間の一部)
どうか、あなたの“今ここ”が、少しでも心地よくなりますように。
〜空間を整えると、関係性も整え直される〜
空間を整えていたこのタイミングで、
実は同時に、もう一つの“浄化”が進行していた。
それが——
元旦那との関係性のリセット。
これはもう、「ラスボス戦」だった。笑
元旦那=古い世界観そのもの。
その“古い契約”を本当に終わらせる準備が、今できていた。
たとえば最近、次男の学校から
「一度、目の検査を受けたほうがいいかも」と言われたことがあった。
担任がその話を元旦那に伝えると、
彼は、予約すらしていないのに「もう行って異常なしだったから大丈夫」と答えた。
しかもこれは、長男の時にもまったく同じことが起きていた。
眼科に連れていくこと自体を反対され、
結局長男は一度も検査に行くことができなかった。
でも今の私は、
もうあの時の私じゃない。
学校の先生から「本を読むときに目が疲れているようだ」と指摘された次男のために、
ちゃんと眼科を予約して連れていった。
結果は、
「読むときだけ少しだけメガネをかけると楽になる」という程度のことだった。
でもそれにさえ、彼は猛反対。
「メガネをかけたらいじめられる」
「そんなことしたら、自信がなくなる」
——まるで、自分の中の恐れをそのまま次男にかぶせていた。
さらには、さらなる検査の話が出たときに言った言葉。
「もし障害があるかもしれないって言われたら、次男の自信がなくなる。だから行かない」
「学校はお金が欲しいだけだ」
「俺は払わない。キャンセルしてくれ」
でも実際、学校にはお金なんて入らない。
私は調べたから分かるけど、
調べなかったらきっと「学校の金儲けから息子を守るいい父親」って思ってしまうのかもしれない。
昔の日記を読んで「昔の私は元旦那の言い分を自分で調べもせずに「真実だ」と受け入れて、それを元に動いたいたなあって」過去を振り返ることも起きていた。
でも、彼の“真実”はこうだった。
「ただお金を出したくない」
「息子に“障害があるかもしれない”ことは受け入れたくない」
「めんどくさい」
それだけだった。
そして最後には、「俺はその日はミーティングがあるから行けない」と。
なのに、前回の予約のときは、
「渋滞に巻き込まれたくないから」と、
こっち側まで子供達を降ろしに来ていたのに診察前に勝手に帰っていった。
さらに学校の先生が話してくれたのはこうだった。
彼は次男を学校に遅れて送ってきたにもかかわらず、
「Late passを取りに学校のオフィスに行って」と言われた時、
「そんな時間はない。今からミーティングなんだ」と
次男をそのまま残して立ち去ったらしい。
こんなふうに、一見「子どものため」を装っていても、
実際は“自分の都合”を優先しているだけだった。
しかもそれに、
私自身がどこかでまだ揺らいでいた。
「言われた通りにしておいた方が平和かも…」って。
この出来事は、単なる夫婦間の問題ではなく、
「私の現実の再選択」そのものだった。
そしてふと思った。
私、6年前に別居して、離婚もとっくに成立してる。
でも…本当の意味での“エネルギー的な離婚”は、まだ終わってなかったのかもしれない。
紙の上では終わっている。
でも内側では、まだ彼の影響力の中にいた。
まだ「彼が怒らないように」「彼が納得するように」と、
無意識に配慮して、自分を抑えるクセが残っていた。
「離婚したのに、まだ結婚してた」
そんな気づきが、静かにでも確かに、
私の中に響いてきた。
そして今回の“最終章”は、
その“名残り”を解放するためのものだったんだと思う。
この出来事は、単なる夫婦間の問題ではなかった。
「エネルギー的な離婚」──目に見えないレベルでの関係性の再選択だった。
そして私は
🌱「わたしの世界では、こうする」
🌱「子どものために、私が選ぶ」
🌱「ちゃんと今ここにある力を、自分で扱っていく」
を、自分軸で“もう一度、選びなおした”。
そしてそれが、
まさにこの【心音結】のテーマと重なっている。
🌸 空間の整理
🌸 感情のリセット
🌸 思考の静けさ
🌸 自分軸の再選択
🌸 関係性のアップデート
このすべてが、
「満ちる」から「舞う」までの流れ
とリンクしていた。
そしてこのプロセスは、
射手座満月のキーワード(2025年6月11日)ともぴったり重なっていた。
🌕 自由
🌕 真実
🌕 冒険
🌕 拡大
私はこの満月に、
自分の真実を選び取ったんだと思う。
空間は、写真だけでできているわけではない。
言葉もまた、震える場を生み出す“ささやき”になる。
このシリーズでは、その静かな声に耳を澄ませながら、
言葉という空間で、あなたと繋がっていけたらと思っています。
