🕊️ Space Whisperer |境界線シリーズ Vol.2

「自分を守る」って、きっとこういうことだったのかもしれない。


前回の境界線シリーズから、さらに核心に近づいた
「自分の境界線を守る」シリーズです。

「元ダンとの関係が良くなっていた」と思っていたけど、違った。

離婚してから、私たちはうまくやれていると思っていた。

まるで“良い友達”のように、子どもたちのことを一緒に話し合える関係。

そう信じてた。

でも—— 今になって、ようやく分かったことがある。

あれは、私が相手に合わせていただけだった。

「仕事だから」と突然、子どもたちの週をキャンセルしてくる元ダン。

子どもたちに行く場所がないから、私は何も言わずに週を交換していた。

それが何度も続いて、私の予定は立てられなくなっていった。

そして、最近あった出来事の「チャイルドサポートのエージェントは使わないでほしい」と言われ、 私はそれも今まで聞いていた。

聞かないと、脅しのような態度が始まると分かっていたから。((前回の境界線シリーズでは、その恐れを超えてチャイルドサポートのエージェンシーに間に入ってもらうことを決意した実録を書いています。

当時は「元旦那との最後の章へ」と思っていたけど——実はまだまだ続きがありました。)

だから、私はいつも先に折れていた。

そして気づいたら、 私の中の境界線はどんどん薄くなっていた。

物理的に距離が離れていても、 相手がズカズカと、私のテリトリーに入ってくる感覚があった。

それでも私は、「でも関係は良くなってるし…」と、自分に言い聞かせていた。

でもそれ、本当の“良い関係”じゃない。

ただ、「私が合わせていたから、波風が立たなかった」だけだった。

こちらが自分の意見を言った時に、それを気に入らないからと力でねじ伏せてくる人が周りにいるのなら——それは、きっと“自分を守る”時なのかもしれない。

そして同時に、気づくべきなのは「他人にそれを許してしまっている自分」の存在。

でももう、それを変えていい。

隣にいて、ただ耐える必要なんて、本当はどこにもない。

気に入らないからと、私たちを“人として尊重してくれない人”とは、話す必要もない。

それが「自分の境界線を守る」ってことなんだと思う。